フォールアレスト

どうやら梅雨明けしたようですが
我々には、少々過酷な季節到来です・・・

      今日は暑かったです・・・
      もぉ~、顔がなんだか突っ張るし、火照るし・・・



さて、秘密基地の屋根工事に入りました。
瓦を降ろし、ガルバ波板葺きにします。

目的は、軽量化し建物の耐震性向上と
ロープアクセスのトレーニング施設としても使いますので
小屋組みに掛かる荷重軽減のためです。

そして今日は瓦の撤去をしました。
b0001143_221111.jpg

建築関係の方から見ると、少し大げさに見えると思いますが
我々の取り入れているフォールアレスト(墜落を止めるシステム)ではこうなります。

いずれ日本においても、墜落防止の個人保護用具(Personal Protection Equipment)
は、足場・鉄骨のとび工を中心に安全帯からフルボディタイプの
フォールアレストハーネスに変わると思います。 そんなに先の話でも無いようです。

ちなみにこの写真に写っているハーネスは、ロープアクセスハーネスです。
そのフォールアレストも兼ねるアタッチメントが付いている物です。
詳しくはまたの機会に・・・

ところで、写真を見ていただくとランヤードが胸のアタッチメントに掛けてあります。
フォールアレストのアタッチメントは胸と背中にありますが
胸のアタッチメントにランヤードを掛けるのは、ヨーロッパスタンダード
そして背中のアタッチメントを使うのはアメリカスタイルです。
作業をしやすいのはアメリカスタイルです。

今回は低層のため使用しませんでしたが
状況によりランヤードにはアブソーバーをセットする必要もあります。
 注 アブソーバーを使用すると落下距離が伸びるため低層の場合は使用しない事もある。


そこで実験をしてみました。
実験名は 『アメリカ対ヨーロッパ』 です。 (笑)
墜落した場合、どちらが良いか?

まずアメリカスタイルで
b0001143_230866.jpg

作業時はランヤードが邪魔にならずストレスが少ないのですが
吊り下がると見た目とは裏腹に、意外とキツイです。
個人差があるようですが、私の場合は首の頚動脈を圧迫されました。
この圧迫が長時間続くと死に至りますね。

ではヨーロッパスタイル
b0001143_2374525.jpg

ナチュラルなポジションになります。
この向きならセルフレスキューも容易です。

どちらも一長一短ありますし、その現場のリスクアセスメントもありますので
どちらが良いとも言えませんね。
ただ、機会があれば体験されておくべきです。
イザの時は経験している人間が強いのですから。
by takumino-prince | 2010-07-17 23:27 | ロープアクセスワーク | Trackback | Comments(0)
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