建築家の定義
建築家と称する方がたくさん居りまして
今日、会った若い方の名刺にも建築家って書いてあります。
私の友人知人にも、 建築家と称する人が何人かいるので
あまり大きな声では話せないのですが・・・ (汗)
広辞苑を引くと・・・
建築家 : 建築物の設計・監理をする人
って書いてあります。
これって、設計士さんの事じゃないかって
“設計士” って引くと、これが無いんです・・・
実はですね~
昔の広辞苑は、"建築家” は無くて “設計士” って
載っていました。
と言うことは、建築家=設計士って事になるけど違うような・・・
本当の所は、建築家の定義はとてもむずかしくって
的確に表現できないんですよ
だから、あの広辞苑でもこう言う解釈なんでしょうけどね。
建築家とはアーキテクトの訳語です。このアーキテクトとは古いギリシャ語で"職人の長” という意味です。
石工や大工、彫刻師などの職人達を直接指揮し建物を造り、そのアーキテクト自信も職人でした。
今日お会いした方は、どう見ても“ナンチャッテ”なんですけどね
友人の建築家(?)にはよく、こう言ってやるんですよ・・・
『建築家って書くなよ!
ちょっと気の利いた設計士って書けば?』って
僕の中で建築家の条件は
経験が豊富なエキスパートで
広い知識や技能をもつゼネラリスト ですから・・・
きっと、時の流れの中で言葉の重みも変わって行くものだとは思いますが・・・
建築業界の未来は、どうなるんだろ~?