カテゴリ:ロープアクセスワーク( 80 )

トーアス株式会社様のお手伝いで、斜張橋の点検に行って来ました。
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まずはボルトラダーのセットからなので
一般的な橋梁に比べロープのセットに時間が掛かります。
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今のところ、国内法では基準といえる物が皆無と言っても過言ではありませんが
IRATAのロープアクセスには国際標準ISOに準拠した細部に渡る基準があります。
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もちろん
今回の斜張橋においても万全の安全と完璧なレスキュー計画が用意されました。

そこが、全産業の中で最も安全と国際的に評価されている
                   IRATAのロープアクセスです。
ロープアクセスの仕事をしていますので、屋根上作業の墜落防止について質問を受ける事があります。

でも、実際は何の対策も無しでの作業って結構多い様ですねぇ。
よく屋根や板金屋さんが落ちたって聞きますし…

ご存知ですか?
厚労省のホームページからダウンロードできる資料です。
『足場の設置が困難な屋根上作業での 墜落防止対策のポイント』
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/140805-1.pdf

この資料の中に出てるシステムでフルハーネス型の安全帯を使用すると
おおよそ20~40万円くらいしますが
安全設備って仮設ですから後に残る仕事では無いし、ケチっちゃう工務店って多いんですかね?

いくら木造2階建でも、高所の作業は死に直結する場所ですし
いま時は、もし災害が発生すれは事業主責任が厳しく問われる時代でもあります。

多様な現場で、それぞれ墜落を防止する措置は色々と引き出しを持っておく必要がありますね!
一般の方々からするとそうですよねェ。

当然、危険な仕事に見えます。
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一応、国際標準のISO22846に基くシステムのロープアクセスで作業しており
国際的には全産業の中で最も安全と言われるIRATAのロープアクセススタイルです。

似た作業スタイルに窓清掃などのブランコ作業や建設で言えばのり面作業は
労働災害が多発しているので、「何とかせえや!」という事で国内法が今年出来ました。



時々、こう言われます。
 『命がけの仕事ですね!』
その時は、こう返します。
 『いえいえ、命はかけていません!  生活がかかってるだけです!』 (笑)
すると昨日はこう帰ってきました。
 『座布団一枚!』 (笑)

う~ン、たったの一枚ですか・・・
中央労働災害防止協会さんで開催されました
第1回 『ロープ高所作業特別教育インストラクター講座』
を受講して来ました。
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正直言わせてもらいまして、突っ込みどころ満載のロープ高所作業厚労省令・・・
      まぁ、昨年まではアンダーグラウンドでされて来たのが
      今年から法で認められたばかりなんですからそんなもんなんでしょうけど・・・
でも、きっと真面な方向に進んで行くんだろうなと考えています。


今回は第1回とあってか、研修教習機関の講師をされている方が多かった様に思います。
流石に普段は講師されていると素晴らしいですねぇ。
シャープな方ばかりで、とても良い刺激を頂いて来ました。

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今後も、災害とは無縁と言える産業に育てていきたいと思います。
6寸勾配屋根の塗り替え工事中です。
急勾配屋根になりますので屋根足場が必要な角度ですが
ロープアクセスで作業をしています。

さて、安全面のお話は今回は置いておいて・・・
屋根にスラントスケールを当ててみました。
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このスラントスケールは土木用、と言いますか建築専用のってあるのかなー?
スラントスケールは主に丁張り(数センチの板を組み合わせた目印)出しに使われるからこんな目盛りのしか無いのかも知れません。

それにしても、勾配の表示方法は建築と土木で何故違うんでしょうねぇ。
もうちょっと、何とかならんかったんでしょうかねぇ? (笑)

まぁ、建築と土木だけでは無くて部位や用途が違えば表示方法は変わります。

ちなみに建築の屋根勾配と土木傾斜面の表示の違いは
建築は水平距離を1に対してどれだけ上がったか
水平1尺に対して6寸上がれば、6寸勾配と呼びます。
 (1mで60cm上がったのと同じで図面上では6/10と表示します。)
一方土木は垂直の高さ1に対してどれだけ水平に伸びているか
高さ1mに対して2m水平に距離があれば2割勾配と呼びます。
めんどくさいですねぇ~

ちなみに屋根勾配の6寸勾配は約31°
また、土木の2割勾配は約27°です。

土木でも道路の勾配は%で表示してます。
水平距離100mに対して何m上がったか
例えば道路で7%の坂道は水平100mで7m上がります。

さて、水勾配や排水管の勾配は1/100とか1/200など分数で表示します。
100cmで1cmとか2cm下りますよって意味です。

考えてみればその業種その業種で解りやすい呼び方を使っているんでしょうけど
知らない者からすれば、表示方法が様々で実に解りにくいです!
何とかならんの? って思いますけどならんでしょうねぇ。 (笑)
今年の1月から厚労省令として施工され
7月から特別教育が義務付けされた「ロープ高所作業」

その特別教育を主催される株式会社ケイエフ様のインストラクターとして
北は青森から南は九州の長崎まで各地の業者様を訪問させて頂き
残すところ数件、あっという間に終盤戦を迎えています。

        ↓ 大手建設会社共同企業体様のダム建設現場での特別教育の風景
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ロープ高所作業だけで無く、高所での作業は死に直結する場所です。
ですから訪問させていただいた何処の業者様もとても真剣でした。

ロープ高所作業を含め高所での作業すべての墜落防止技術
そして万一の時に身体を保護する技術
世界から見ると完全に出遅れている日本ですが
これから大きく発展すると実感できたキャラバンでした。
国立研究開発法人 海洋研究開発機構 の「ちきゅう」と言うドリルシップ
正確には地球深部探査船とのことですが、凄い船でした。

ご縁を頂きまして、株式会社 新星興業様のお手伝いに
この「ちきゅう」でロープアクセスのお仕事をさせて頂きました。
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国際標準ISOに唯一準拠するIRATAの国内ロープアクセスマン精鋭が集まりました。
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ほんとに素晴らしい経験をさせて頂きました。
このお仕事に携われた事が誇りに思えます。
広島で、のり面業者の方々60名にお集まりいただき
「ロープ高所作業」特別教育 を行いました。

     主催 株式会社 ケイエフ
        全国法面防災協会
     主管 一般社団法人 日本産業用ロープアクセス協会

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残念ながら、ビルメン業のブランコ作業に次いで墜落労働災害の多い業界ですが
そこに私共の IRATA 国際標準のロープアクセスを掲げても
それはただの押しつけで反発も有るだろうとは思います。

でも、“決してこの業界は今のままで良いはずは無い!”
そう考える、株式会社ケイエフ様をはじめとし熱意のある方々がいます。

まずは安衛則改正に併せて、一石を投じる事が出来たらと思います。
本日は『一般社団法人日本産業用ロープアクセス協会』の主催で
「ロープ高所作業」の特別教育を行い
主に広島でロープアクセス系でガラスクリーニングに従事されている方々が集まりました。
厚生労働省令の改正に併せて、平成28年 今年の7月1日から適用される特別教育です。

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「ロープ高所作業」に係わらず、高所からの墜落事故は多発しています。

様々な原因で発生するヒューマンエラー
そのヒューマンエラーが起こっても墜落に至らない身体を守る基準作りとその周知が必要ですが
残念ながら先進国の中でも日本は全く以て遅れています。

今日、参加された皆さんにもお話しましたが
それらをたった一日で伝えきれるものではありません。
基本を繰り返し繰り返しトレーニングする事がリスクを無限小にする第一歩だと思います。
今週はIRATA国際検定にインストラクターとして参加させていただいています。
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全産業の中で最も安全と国際的に評価されるIRATAのシステムは
事故を限りなくゼロに近づける他では絶対に真似の出来ないリスクアセスメントがあります。

    IRATA国際検定 → http://www.ropeclimbing.jp/