カテゴリ:ロープアクセスワーク( 85 )

橋梁主塔の補修工事の時の写真です。

身体的には結構ハードな作業だったのですが
発注者様、元受様のお心遣いもいあり、とても思い出に残る仕事でした。

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工事に直接かかわる者、職人・作業員・監督員も含めて
我々は良い仕事、喜ばれる仕事を収めたいという思いが根本にあります。
キツイ仕事でも最後に「ありがとう!」の一言で充実した気持ちで現場を終わる事が出来ます。
その時、「俺はこの仕事が好きなんだ!」 と改めて感じます。


ところが、ここ最近の建設現場はと言えば
相変わらずのギスギスした感じが多く見受けられます。
そこには元請・専門工事業者・職人作業員の間に相手を敬う気持ちが欠けているのだと思います。

今、上手く行か無い現場がとてもたくさんあります。
表向きは人手不足が理由ですが本当はそうじゃ無い気がします。
長引く景気低迷で相手を尊重するところに蓋をして来た一面もあります。

景気は回復しているかの様にも思えますがマダマダ本当は負け組建設業界!

自分のやってる仕事が好きになれる人が増えなきゃ発展するわけ無い!
エアコンほどのヒンヤリ感は無いものの、我々ワーカーにはとっても快適なウエアです。

登り返しなどの時のヒートアップも比較的早くクールダウン出来ますが
そうかと言ってオーバークール感もありません。
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あえての短所は空気デブになってしまう事でしょうか…

ロープアクセスではハーネスが空気の流れを遮断してしまいますが
小休止の時には体をちょっと動かすせば襟元から首筋や顔に
スゥーっと風が流れ心地良さがあります。

今シーズンは購入のタイミングが遅くタイプ・カラーなどを選ぶ余地がありませんでして
聞くところによりますと、夏場の購入は遅すぎで冬の間に買っておけとの事でした。

来シーズンは遮熱タイプの物を購入してみようと思います。
どんな仕事も真剣勝負という戦いの場だと思います。

我々の行う、ロープアクセスはルールに基づいて正しく運用すれば
ちょっとやそっとの失敗くらいでは事故につながる事はありませんので
死と隣り合わせの様な、そこまでの緊張感とは違いますが
特異な作業環境であるがため高さの恐怖感や平場とは違う拘束感などのストレスはあります。

もちろん基本的にロープアクセスマンは
tough guyが売りですから、だからそれがどうこうって事はありませんヨ!


そんな張りつめた作業の中で、ちょっと一息の時の一コマです。
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水面からは約50mの場所で、天気も良くて景色がとても綺麗!
手を休めればすごく気持ちの良い場所である事に気付きます。
ちょっと一息のリフレッシュには最高でした。

役得ですね!
カーテンウォールは雨が漏るもの
と、行っても過言では無いぐらいカーテンウォールの雨漏りの案件は多いです。
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そりゃですね、ガラスやコンクリートに比べ熱膨張率の大きい金属系の部材を
コーキングだけで雨仕舞してるんですから何時か漏れはじめます!

ノンワーキング目地で耐久性12~3年とされるコーキング材ですが
カーテンウォールは完全にワーキング目地であるため
コーキング切れの症状は早くて数年で出始めるし
カーテンウォールの、そのコーキングの施工も現場によっては
ガラス・サッシ・建築と3社のコーキング屋さんが個々別々に打設する事もあり
コーキングの打継ぎ部分の接着が故障の原因となっている事も多々あります。
シリコンとLMシリコンでコーキングすれば少しは改善されるとは思いますが
コストから来る理由ってのがあるんでしょう…

カーテンウォールのコーキングの打ち替えの周期は他の部位よりも短くなり
当然、長期的な修繕コストは一般的な壁面よりも掛かりますし
ガラス面も多いですから清掃費用も掛かります。
年1~2回程度のカラス拭きでは綺麗な状態は保てませんしね。

カーテンウォールは建物の外観がカッコよくなるんですけど
メンテナンス費用は随分と掛かります。

女性がよく 『オシャレは我慢!』 って言いますが、建物もそうです。
見栄え良くすれば、逆に背負込むリスクもあります。
意外とそういうのって多いんですよ。  今時の建物って…

いずれにしてもカーテンウォールの施工・メンテナンスには
相当な慎重差が要求されると思われます。
しばらく前の仕事ですが、鋼製箱樋塗替え工事の一コマです。
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現在の国内の建築現場で一般的に認知されている墜落防止のシステムでは
安全確保が難しいとの事で依頼を受けた工事です。

この様な場所のメンテナンスは一般的には大規模改修の時に一緒に施工する
となりがちですが、素材や用途によってメンテナンス時期は変わります。

部位ごとにタイムリーなメンテナンスを施す事により
大規模改修のスパンは大幅に伸ばす事が出来ますし
建物の長寿命化には最も大切な事です。


塗料の耐久性を、フッ素15年・シリコン10年と一般的に言うこともありますが
どんな良い材料を使っても下地の処理がちゃんと出来てないといけません。
DIYで誰でもやっちゃうので簡単な仕事に思われがちですが
塗装は意外と知識や経験を必要としまた神経を使う仕事なんです。

当然ですが、ロープアクセスそれ自体は作業手段です。
工事のスキルがそれとは別に問われます。
ちゃんと保証書の出せる仕事を納めなければいけません。



難工事 歓迎!
これからもそのスタイルで行きますヨ!

http://www.ohmori-craft.com/
現代の一般建築はコーキングへの依存度が高過ぎるとも言えるのですが
耐久性とコストや見栄え等を総合判断すればそれに代わるものが思い浮かびません。
それぐらいに優れた建材ではあるのですが
築10数年も経過すればコーキングは補修・修繕が必要となります。  (ワーキング目地の場合)
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これはALCライト板の外壁です。
縦目地のコーキングはあまり切れていませんが
横目地はほぼ建物全体に尋常では無いくらいに切れていました。

単に鉄骨造だからとか劣化とかだけが原因ではなさそうで、施工不良ってのも違います。
大きめの地震があった時ってのも考えられますが断定できません。

この場合、修繕設計としてはコーキングを打替えるのと同時に
水切りを取り付けた方がベストだと考えられます。

修繕とは単に元の様に直せば良いというものではありません。
建物の現状に答えが出ているのですから、それに合わせた施工が必要になります。

建物の長寿命化、それ自体が現代の建築屋のミッションです。
足場を架けれない!  ゴンドラも使えない!
それでどうするか? 放置される事も多々あるんです。
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商業地域はお隣と建物が引っ付いていますから
隣家が低層の場合、それより上の外壁のメンテナンスは意外と悩みの種なんですね。
ゴンドラを吊るす事も不可能な場合も多くあります。

これは雨漏りの修繕に行った時の一コマです。
4階建ての比較的低い建物ですが、ロープアクセスでの作業です。


そりゃ、わずか数万円の仕事に何十万何百万も仮設費が掛かれば固まりもしますわねェ。
そんな悩み解決の糸口はここにあるかも知れません!
比較的大規模施設の雨漏りの仕事はよく入るのですが
その現場には後に、雨漏りが止まったかどうかを雨降りの日に確認に行きます。

複雑な形状の屋根の場合は特にそうですが
念入りに作業をしたつもりでも、多少不安な気持ちが過ります。
もちろん大抵は止まっていますが、確認してそこでやっと工事を完結させた気になれます。
ゼネコンさん工務店さん下の場合はそちらの監督さんから連絡が来ます。

状況にもよりますが、雨漏りはその箇所を特定するのが基本的にとても難しいのです。
実は、何年も瑕疵責任対応で手が切れない物件をどこのゼネコンさんも
一つや二つは抱えておられる様でしてそんな依頼もよく来ます。
     (ちなみにそんな案件でも大抵止めていますヨ。)

     形状が複雑な屋根の場合
     設計者責任も問われなければいけない物件もたくさんあるんだけどね!
     本当は…
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雨漏りを止めるのは端から見ている以上にエネルギーを使う仕事でしてね
そりゃ、建築屋としての面子もありますからプレッシャーも掛かるんです。
『絶対止めてやる!』 そう思っていないと止まりません!
遠征ついでに少し足を伸ばしてみました。
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6月だと言うのに気温が5~6℃、風も強くとても寒かったです。

北海道へ行きますと縮尺の感覚がズレてしまいます。
それは自分の生活圏の画角の中に北海道を縮めて入れてしまうからでしようねェ。
ナビに出で来る距離が思いより遠いのに驚かされます。

資機材積んで車で行くと上陸には24時間も掛かるはるかな大地ですが
やはり憧れの地というのもありますし、食べ物も美味しいですしね!
またゆっくりと訪れたいと思います。
『わしゃー 高い所が嫌いじゃ!』
半分本気で、半分冗談の様なN君です。
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実はいつも頼りにしてるんです。
でも、『好きで選んだ道じゃろうが!』 といつも帰してやります。
本当は僕がやれって言ったからやってんですけどね! (笑)

どちらかと言えば、少々きつい仕事なんですが
意外とお客さんから頼りにされる仕事なんです。
頼りにされるって嬉しいですよね!




高い所・・・
誰も初めから高い所が好きな人間っていないんです。
もしいたなら、きっと何かの感覚に障害がある人です。
経験積んである程度の自信がついたら、そのコントロールが出来るようになるんです。