カテゴリ:ロープアクセスワーク( 84 )

ロープアクセスワークとゼネコン
このキーワードに関わるどちらかと言うと良くないエピソードは沢山ありまして
フルボディハーネスの上からさらに一般的な安全帯を着用させられたとか
ちょっと調子に乗って現場退場処分、結果ならず者的イメージを持たれたりとか
どんなシチュエーションだったんでしょうねェ?
考えてたら笑えるやらため息出るやら・・

お互いに認識やツールの違う世界なのですが、安全・品質・工期・コストの
四原則に照らし合わせ最善と判断されればゼネコンでも採用される技術だと思います。
発注者に喜んでもらえる仕事を納めたい思いは同じです。


さて、ある新築中のSRC造15階建て施設ビル エレベーターシャフト内での作業風景です。
           上から見下ろした様子です。
b0001143_2374217.jpg

建築中のエレベーターシャフトは各階に仮設の作業床が設けられます。
作業性と安全性の理由で設けられますが、エレベーターの設置工事が始まると
当然その作業床はすべて撤去します。

通常は上の階から順番に、解体した資材はシャフトから各フロアーに出され
仮設のエレベーターなどで搬出されるので、難易度の高い作業ではないのですが
この作業所では諸事情により、エレベーターシャフト内で解体資材を降ろす必要があり
今回、我々のロープアクセスの技術が採用されることになりました。

写真では解りにくいのですが、一人に二本のロープを使用し安全確保をしています。
  (手に持っているロープは資材を吊り降ろしているロープです。)
一本はワークポジショニング、作業姿勢を安定させるメインロープです。
もう一本はバックアップロープになります。
通常は一本の垂直親綱にロリップ等で墜落防止措置となるのが一般的だと思いますが
開口端部で身を乗り出す様な作業の場合は垂直面と同じ装備で二本のロープを使用します。


作業は計画通りに汚損等のトラブルも無く完了しましたので
そこそこの評価もいただけたとは思います。
ただ、このロープアクセスはあくまでもロングテールな技術なので
新築の現場ではこうして作業計画に組み込まれるのは希だと思いますが
少しづつでも広く認識が深まる事を期待したいと思います。

また、節度を持って運用できるロープアクセス技術者が今後増える事も期待したいですね。
広島ビッグアーチ
     日本プロサッカーリーグ サンフレッチェ広島F. Cのホームスタジアムです。

b0001143_2385867.jpg


今日も補助競技場の方では、サンフレッチェ広島の公開練習をしていました。




さて、本日はイモト風に登場です。
  『それでは皆さん、私はどこに居るでしょーか?』






『こッこで~す!』
b0001143_23123936.jpg


極太まゆげのメイクをして来ましたが、ここからじゃ見えませんねェ~
                                 冗談ですヨ! (笑)


b0001143_0403039.jpg



電光掲示板時計のクリーニングと塗装をしました。
時々、この様な屋外の高い所に設置してある大時計メンテナンスの依頼が来ます。

この広島広域公園の平日はとてものどかで時間もゆっくりと流れている様な気がします。
緑に囲まれたこんな所での仕事なら毎日でも良いかな~




ところで、この電光掲示板は屋根の上に支点となる物が無かったため
今回のロープはこの電光掲示板の裏に降ろして手すりに支点を取りました。
もちろん屋根上での左右へのズレ止めの細工はしてあります。

ただ、手すりと言うものは上からや横からの荷重には強く出来ていますが
引き抜きの荷重は想定されていません。

たぶん大丈夫だとは思いますがね。  (俺が作ったんじゃーねェーし!)
最悪のケースだと、穴に手すりの足元を差して
モルタルで表面だけ埋めてあるなんて事も考えられます。

この施設の作られた時代や環境的に考えて、一般的な溶接で止めてあるとは思いますが
今回は念のためポリタンクに水を入れたカウンターウエイトを設置しました。

b0001143_23413152.jpg



我々はこのカウンターウエイトだけで支点にすることはほとんどありませんが
木造住宅の屋根などの比較的軽微な工事で墜落防止の支点が取れない時に使えます。
体重と同じ程度の重さのウエイトで良いので、それを作業場所の反対側地面に置きロープを張り
ロープおよびランヤードのたるみが無い状態で使えば、足を滑らせても墜落には至りません。
    (注:この内容の物理的イメージが思い描けない方は専門職に依頼してください。)
『祝 なでしこジャパン ワールドカップ初優勝』

   今日は朝早くから日本の底力を見た気がします。

      日本女性の美称もこれからは“元気”の出るキーワードになります!





さて、我々の暑さに負けないように元気を振り絞っている(?)その対策を紹介します。


その1 遮光シート
b0001143_22363183.jpg

メッシュなので一般的なシートに比べ風に強くメクレにくいです。
真夏にはもう少し遮光率の高い物が欲しい所ですが、あると無いとでは全く違います。
張れる所とそうでない所がありますけどね・・・



その2 制汗スプレー
b0001143_22445652.jpg

発汗を抑制する効果とメンソール系のスゥースゥー感で気持ち良いです。
残りが少ないので購入しようと探していますが、どこも売り切れ・・・
TVでなんかやった?
汗臭さで自己嫌悪にならずに済むし、ファブリーズ使ってた頃よりリッチな気分! (笑)



その3 冷却
休憩時間はあればエアコンで冷えた所、もしくは扇風機でクールダウン!
良く冷えた飲料水で中からも冷却、基本飲みたいだけ飲む!
飲み物はケチらない!



実験的に試した意外は使った事は無く、もしもの時のファーストエイド用です。
瞬間冷却剤
一つ100円ほどなので普段使っても良いとは思いますが
ほんとにキンキンに冷えるのはせいぜい10分くらいなのでやはり緊急用。
熱中症の応急処置に脇の下に挟んだり首筋を冷やします。
b0001143_23173984.jpg



その4 睡眠
夏場は睡眠時間を8時間以上取ります。
夏バテ対策はこれが一番!
ただ、あまり早く寝ると早く目が覚めてしまいまして・・・   ジジイになったかな・・・



その5 快食
食欲のない時はウィダーinゼリーなどを使います。
食欲が出てくるので、夕食時にスライスした生ニンニクを少し食べます。
翌朝、ブレスケアが必須になりますが・・・




          それでも、やっぱり真夏はキツイっす!
とあるプロジェクトにおいて、他の物が使い勝手が良くて
   用意したものの結果的にお蔵入りになった安全帯用クランプです。
b0001143_21442576.jpg

             スーパーツール アルミ安全帯用クランプ SSCC160A

鉄骨吊具を流用するべきかと検討中に見つけた製品でして
一般的には鉄骨系鳶職が墜落防止に使用するクランプです。

メーカーに確認しましたところ
引張試験において、変形開始25.5KN 破断荷重35.3KN
との回答をいただきまして性能的には充分でしたが・・・



まァ、こんなシチュエーションもまれでしょうけどいつかまた活躍する時が来るでしょう!
b0001143_19244082.jpg


     
梅雨明けしてから雨漏りの修理が重なり少し忙しくしています。
あれほど早く梅雨明けしろなんて祈っていたのに
疲れてくると休み欲しいから、ちょっと雨降ってくんねェかな~

                     なんてまた勝手な事をね・・・ (笑)



ここ最近、『雨漏り屋さん』なんて呼ばれています・・・

我々、建築系の人間ですと雨漏りなら防水屋か瓦屋屋または板金屋となるのですが
雨漏り屋ってのも解りやすくて良いかもしれません。
このロープアクセスも『無足場工法屋』ですと名乗った方が解りやすいかな?
あぁ、一応工務店やってます。 (初めて見られた方のために・・・)


さて、雨漏りは何も屋根からだけじゃない!
壁面のクラックなどからも漏って来ます。
b0001143_21554553.jpg

クラックからの漏水は毛細管現象によって水が吸い込まれると言われています。
コンクリートの打継も同じく毛細管現象での漏水が発生しやすい部位です。

内装にシミが出るのも困りものですが、雨漏りで構造的に大きなダメージにも発展します。
また、クラックはコンクリートの宿命でもありますのでこういったメンテは欠かせません。

さて、今回はロープアクセスでクラックおよび打継目地の補修をしました。
クラックはこうやってVカットをしコーキングを打ちます。
この曲芸的無足場工法(?)意外は一般的な普通の補修と同じです。


追記
オンロープで回転工具を使用する場合、サンダー等のけり返しにより
メインロープを傷める可能性があります。
いくつかの対処法があると思いますが私の場合は回転速度を調整出来る機種を使い
その様な状況になってもコントロールできるぐらいに低速にして使用しています。
月一の勉強会を兼ねて今回はクライミングジムCEROさんでリードクライミングをして来ました。

スホーツですから産業用の物とは別物ですが、学ぶ事はたくさんあり
身体能力の他にとくに危険回避能力が養われるスポーツです。
あまり知られていませんが国体の正式競技種目ですし
オリンピックの正式種目の候補に挙がっています。
またフランスでは義務教育に取り入れられているそうです。

さて、こちらのジムはご縁がありましてクライミングウォールを作らせていただきました。
私もずいぶんクライミングからは離れていたのですが、せっかく西日本最大級のジムが
広島に出来たのですから楽しまない手はありませんね。



話は変わりますが、このブログもまもなく7年目に突入となります。
いや~ 実にくだらん事ばかり書いて来たと思いますよ。 ほんとに・・・ (笑)

そこで、7年目にして初の動画やってみました。



ちょっと、勉強会と称すところまで行ってなかったかなァ~
昔、師匠に言われた言葉が思い出されます。

  『経験した人間が一番強い!』

そりゃそうなんだけどねェ~

b0001143_22212781.jpg


この梁(H鋼)フランジの上ってホッコリまみれなのヨ!

移動するたび降ってくる降ってくる・・・

あ゛~  のどの奥が・・・

ゲホッ・・・
今日は気温も上がり、暑いなんて声もありましたが
地上30㍍の屋根の上は心地良く風が吹いてとても気持ち良かったですヨ!
眺めも良くて穏やかな日差しで・・・
       仕事もスローペースになりましたけどね。


さて、ワイヤースリングを作ってみました。
b0001143_05350.jpg

昨年のペツルのカタログに載ってた写真を参考にしました。
と言うより、そのページを千切って持って行って『これと同じの作って!』と
8㍉のステンレスワイヤーをシンブルかまして玉掛け索で作ったものです。
もう少し長くても良かったかな~   (実はこれでも長さ800㍉)

ビルの屋上での支点は設備機器の架台などを利用することも多く
一般的なスリングを巻く時はローププロテクターでカバーすることもありましたが
これなら擦れを気にせず作業準備も簡単になります。
普段は起こりえないであろうと思われる事だけど
そのイザの時に対処出来る様に勉強会を定期的に行っています。
今回はFTGの福原信一郎氏にお越しいただきレクチャーをいただきました。
b0001143_2194929.jpg

結果的に技量不足を痛感することにもなったのですが
また新たな目標が出来て楽しみも増えました。

単純に“見て真似する”だけなのですが
その真似をするのにもそれなりの技術が必要ですね。
b0001143_21102518.jpg

トレーニングを重ねる事は経験を積む事にもなります。
今後も仲間たちと“えりぬき”と呼ばれるレベルを目指したいと思います。





後日・・・
忘れないうちに~と練習してましたら・・・
What...?
b0001143_1701798.jpg

なんで上のカラビナホールを使うんだ?

それは実に簡単な理由だったのですが
ほんまよく考えられてますねェ~

奥が深いです!
ただ今、広島市内でアーチ型屋根のコーキング打替工事をしています。

今回は遠景です。
b0001143_2142415.jpg


『はぁ… こんなに紅葉してたんだ?』

目先の仕事に追われそんな余裕を失っている自分にふと気付いた一コマでもあります。