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材が比較的小断面の場合はセイバーソーで解体して行きますが
断面積が大きくなってくるとチェンソーの出番になります。
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   実際にはこれぐらいの高さでは下からの足場を使用しますが
   どうせならと、フォールアレストのシステムで試してみました。
   IRATA資格の更新には一定の実務時間も必要ですし…

ツリーケアなどのロープアクセスではチェンソーも使うらしいのですが
ロープの処理をどうやってるのか?
回転工具の中ではチェンソーが最もヤバイと思われます。
ジェイソン自爆なんて笑い話では済みませんからね。

今回はフォールアレストだけですが、これにワークポジショニングが加わると
さらにロープの処理がやっかいになると思われます。
ベビーサンダーなどの回転工具を使用する場合は
パイプでロープをカバーすると聞いたことがありますが
その場に応じたリスクアセスメントが必要になり、情報交換からアイデアもいただきます。

チェンソーの場合、ロープからどう遠ざけるかが問題となり
それを考えるとやはり下向き作業が良いと思われます。
余ったロープはチェンノットにしておけば、比較的ロープの長さ調整も簡単ですし
チェンソーとは反対の腰にぶら下げて巻き込まれ防止にもなります。

何れにせよキックバック状態になった時にコントロールできる体制を取っておく必要もあり
また、ベビーサンダーでも回転速度を調整できる物などありますから
自分でコントロールできる出力の回転工具を使用するべきであると考えられます。
築30年の木造2階建てのボロ家
借家にする予定だったのですが気が変り、アトリエにすることになりました。

アトリエと呼ぶべきかスタジオと呼ぶべきなのか・・・
まァ、アトリエなりスタジオなりと一言でいっても広義なのですが
僕の遊び場兼、うちのトレーニング施設となります。

これまでは何か工作や材料の加工は、トタン屋根だけのあばら屋だったのですが
屋内へとグレードアップですね。
また、ここ数年は人を育てる事が課題でしたのでリペアやロープアクセスの
トレーニングの場として大改造です。
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     内部はスケルトン状態に、ここまで解体するのに一人で延べ3日目ぐらいです。
     2階床の根太やそれを受けている梁と柱はこれから取っ払う所です。

ロープアクセスのトレーニングをする為に天井も床も撤去し
キャットウォー状の2階が一部あり1階はコンクリート土間にして
内壁は補強を兼ねて構造用合板を貼ります。

手の取れる時に少しづつやりますので、完成にはちょっと時間は掛かると思います。
ある大手ゼネコンにてロープアクセス高所作業のプレゼンをしてきました。
もちろんIRATAスタイルでの作業手段としてです。

実際には来週ロープアクセスにて工事を行なう予定になっていますので
その施行検討会を兼ねてです。
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                    撮影は土牛産業のカメ棒700使用 これ結構使えます!

結論から申しますと、特に問題点も無く予定通り工事は行なう事になりました。

ただ、一般的に認知されていない技術だけに
『何でこれでないといけないのか?』 とのご質問…

ごもっともです!
高所での作業手段としては、仮設足場・高所作業車・ゴンドラが主な物であり
本来は安全・品質・コスト・工程・現場状況の各面から検討を行い
どの手段を使うかの判断となり、認知度が低いロープアクセスはそれらが使えない
最終手段と位置づけされます。

まァ、それはそれである意味正解だとは思います。
コストだけを売りにしてロープアクセスを売り込むのもなんだと思いますからネ。
どこで線引きをするのか? 今後の課題です。

建築・安全の各部長立場としてのご意見もありましたが
実際には相当のご興味を示されたと実感しています。
今後に期待!
敷居の補修に単板を貼ったんだそうです。

上手く貼れなくて、無理やり剥がし母材がむしれた所は
パテをして貼り直したそうです。

のりを除去せずに貼ったもんだからボコボコになって
『こりゃいかん!』 となって単板職人を呼んだところ
増し貼りは許可されず、剥がすと大変な事になるもんだから
サンディングで何とかして痘痕は建材補修の職人を呼んで体裁を繕ったそうです。

それでも検査に通らず、どうにもこうにもならなくなって・・・
『だからって俺をよぶの?』 

単板貼りは一発勝負です。
    注 ワンタッチの場合。
       酢ビ系の接着剤を使用しアイロン張りなら位置合わせもしやすいのですが…
ワンタッチと呼ばれる両面テープノリの付いた単板は簡単そうなので
誰でも貼れそうな気がしますが、プロセスを知らないと上手くいきません。
そして、失敗したらどうにもこうにもならず
無理やり引き剥がすと母材がむしれるし
両面テープのノリが残り手の施しようがありません。 通常は・・・
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この単板貼りを失敗した場合、一般的にはさらに重ねて貼りボロ隠しをするのですが
どうしても剥がしたい場合は
まず、5ミリ間隔ぐらいに失敗した単板にカッターナイフで切れ目を入れます。
そこにラッカーシンナーを染込ませノリをふやかせば簡単に剥がす事が出来ます。
残ったノリはさらにラッカーシンナーでゆるめてスクレパーで取除きます。
後は良く乾かせばもう一度初めから単板貼りが出来ます。

いずれにしても、他の部位に被害を広げる可能性があるので
繊細さに欠ける職人にはやらせてはいけません!

仕事が薄いご時世ですから、仕事欲しさに
『あれ出来ます。 これ出来ます。』 って言うんですヨ!
結局、仕事を完結できずに評判を落として行く…
何やってんだかネ! 
最近の玄関SD(スチールドア)は現場で塗装せず
出来合いの製品を取り付けるだけなのですが
工事中に人の出入りが多い所だけに
養生不足であったり、無頓着な作業員がいるとキズが入ります。

この玄関ドアを補修で直しきれない場合は
通常新しいものに交換となりまして
物件(マンション)によっては数十枚、ウン百万円もの費用がかかり
『その費用を誰が見るんだ』 みたいなゴタゴタ話もよく聞きます。

そんな嘆かわしい呆れるような現実もありますし
現場でのメタリック塗装となるとゴミかみや風の影響もあり
苦しみの多い作業となるので、あまりやりたくは無いのですが・・・
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結局、60枚足らずの全塗装!
おかげさまで腕前は相当に上がりましたが・・・

ゴミかみや、風による多少のムラ直しは
後からタッチアップできるのですが、しんどい仕事です。

出来ればこの技術はリニュアルなどの時に使いたいものです。
交換に比べ費用は1/3~1/2程度で済むとは言え
それにかける費用で十分対策は出来るはずです。