<   2010年 09月 ( 10 )   > この月の画像一覧

先日、下見をした9階建賃貸マンションの除草現場です。

こんな場所です。
b0001143_20221645.jpg


4寸勾配屋根の箱樋の中に茂った草の除草をしました。
ちなみに作業中の視界はこんな感じです。
b0001143_20283567.jpg


想定していたより少々面倒な作業でした。
堆積したシングルの砂に生えた草だからサクサクと抜けるイメージでしたが
実際は水耕栽培状態で、根がビッシリはびこった状態で、ようやく抜いたら…
b0001143_2042453.jpg


この様な状態になった原因は特定できたので対策は打てるのですが
ここまで草が茂ると建物に及ぼす被害は想定をはるかに超えるものでした。
一般的には、その修繕費の方がはるかに高くつきます。

保守点検の為のアクセス方法が簡単で無い場所はどうしても放置されがちです。
でも、放置し続けるとわずか数年で甚大な被害へと発展します。

定期点検や定期清掃は結果的に修繕費を抑え建物を綺麗に長持ちさせます。
どうぞ建物には細やかな労わりを持ってやってください。
綺麗で長持ちは帰ってくるものも大きいはずですから。
マンションの大規模改修工事現場です。
b0001143_2244428.jpg

最近、このタイル打診も含めて劣化調査の依頼も増えてきました。

耐震改修工事と同様に居ながら工事のため、作業に制約はありますが
入居者の方々が受けるストレスは大きいと思います。
誠意をもって作業にあたらなければいけませんね。

さて、こうやって打診をしていると推測される浮きや割れの原因は
大方どこも同じで、単純に劣化によるものや地震などのひずみも考えられます。
よく今まで落ちなかったよなと、逆に胸を撫で下ろす危険な状態もしばしばあります。

大規模改修は定期的なメンテナンスとして必要なものですが
築後ある程度の年数が経っていれば外壁の定期点検も必要です。
当然、それはリスクマネジメントの一つです。


     潜在する建材落下の危険性・量はともに大です。
まァ、何とかなるだろうと仕事欲しさに二つ返事で受けてきた仕事です。 (笑)

既存の間知ブロックはすでに廃盤となっている化粧製品で
それに新しく継ぎ足したごく普通のコンクリート割肌の製品部分の
これをペイントで何とかせよが今回のミッション・・・

大森に言えば何とかするんじゃないかとの事で、声を掛けていただきまして・・・

ちなみにペイントアーティストに擬岩を書かせると10万円/㎡~ですが
彼らでも本物の横に並べて描くことはしないそうです。

と、言い訳をして・・・



百点満点とはいきませんが一応合格!

b0001143_2295189.jpg

b0001143_22184799.jpg

この夏、耐震補強工事の現場に墨出し業務で行った時に撮影した写真です。
b0001143_20331089.jpg

RC造(鉄筋コンクリート造)の建物に耐震壁を増設しています。
この鉄筋配筋の後、型枠組→コンクリート打設→無収縮モルタル注入・・・
と工事は進められてて行きます。


耐震補強工事はそのほとんどの場合が居ながら工事(生活や業務はしながら)なので
普段その建物で生活や業務をされている方はもちろんですが
工事をする側にも制約が多く、難易度の高い工事に入りますし
工事中の騒音などが理由で学校関係は夏休み時期に工事を進めます。


公共の施設ではその耐震補強工事が計画的に発注されていますが
このご時世を反映してか、何処も予算的にはずいぶんと厳しいようです。
中にはダンピング業者も居て過当競争も進んだと聞きますが
そんな業者に限って、とっとと撤退・消滅しているのはどの業界も同じです。


そんな過酷とも言える現状がある中、さらに工事中にその工事の対象となる
既存建物新築中の手抜き工事が各地で発覚し、工事中断などの問題に発展しています。

そして当時の設計事務所・建設会社が実名で専門雑誌の記事にされていますが
何十年も昔の工事に対してどのような制裁を下す事が出来るのでしょうか?
今現在その工事に関わっている所は、想定外の損害発生ですよね。


ほんと泣きっ面に蜂続きのこの業界ですが、何か明るい話題はありませんかね。 
ここは9階建てマンションの屋根です。
b0001143_20322958.jpg

除草の依頼を受け下見をしてきました。

この現象は屋根材のアスファルトシングル表面の砂が風化により流れ
それが堆積したところに鳥や風によって運ばれた草の種子が発芽し
とうとうここまでなってしまったものです。

天然の屋上緑化とのアイデアも出てきそうですが、計画的に緑化されたもの
とは違いこの状態は建物劣化の原因になりますので、除草と堆積した砂の
除去を早急に行うことになりました。
もちろん劣化の激しい屋根の修復も課題です。



さて、この屋根は四寸勾配で軒先地上高は約26㍍ありますが
今回の作業を従来の墜落防止の機材や運用方法で考えると
とても不安定で困難な作業姿勢が予測され、コストと安全を天秤で測りながら
結局30㍍級高所作業車やクレーンにバケットでとなりそうです。

反面、我々の行うロープアクセス高所作業では、たとえばこの軒先での作業でも
とても安定した作業姿勢が取れさらに全く墜落のしようが無い安全を確保
できるテクニックとシステムがあり、そこにコストパフォーマンスの理由があるのです。



                       作業風景は後日追加します。


   
『ちょっと運転してみますか?』

『えぇ、いいんですか? ちょっと怖いです…』

b0001143_22202383.jpg


LS600hです。
 一千ウン百万円の車です。
  ハイブリットカーなのにリッター6km(?)とか…


ほんま、ぶつけちゃ大変なことになるんではないかと・・・

私の保険の他車運転特約では対応してもらえないんじゃないかと・・・

乗った感想は、ただ怖かった・・・  (笑)



ここ最近、成功された方々とお会いする機会が何度かありました。

皆さん共通しているところ、それは腹が据わっていることでしようか。







 
                  あぁ、俺ッスか…

                      ダメです…

                         ヘタレですから…
今週は移動の多い週でした。
鳥取・岡山・徳山、そして今日は松山、明日は福岡・・・

今週はすべて日帰りでの遠征仕事で、ほとんどがリカバリー的な業務です。
本来なら繁盛しちゃいけない仕事なんですが、まァ色々出て来るもんです・・・

さて、これだけ移動が多いと車の走行距離も伸びます。
ハイエースは2年半で10万キロ近いですし、軽トラは18万キロ超えました。


ある意味、車上生活者です・・・
所要で岡山へ行き、時間があるので直島まで足を伸ばしました。

現在、直島を含めて開催されている 『瀬戸内国際芸術祭2010』

そのほんの一部を駆け足で回り 『地中美術館』へ行きました。
b0001143_22112257.jpg


この美術館は独特のインパクトのある建物で、その空間自体がアートである。


作る立場から見てしまうからでしょうか

ここに来るといつも自分の“ちっぽけ”さを感じてしまいます。
                      
安藤忠雄氏のスケールの大きさもあるのでしょうが

ここに比べると、取るに足らないちっちぇ事で

普段俺たちはくだらないエネルギーを使っているのではなかろうか・・・と。
目立たなければいけないので、高い所に取り付けられている看板。

逆に高い所にあるのでメンテナンスがなかなか行き届いていないのが現状なんですね
見方によってはメンテナンスの不備によりパーツの落下が考えられます。

今回は地上からの目視点検で発見されたパネルの割れおよび押さえ縁の不具合の補修をしました。
b0001143_21474982.jpg


袖看板は簡単な構造ですが、万一部品の一つでも落下すればとても危険です。
建物の建材落下の危険性が問題視されている昨今ですが、こうして見れば
看板も同じ観点でその危険性が考えられます。

定期的に点検が行われていれば安全性も維持できるのですが
高い所であればそのコスト的な要素もあり等閑にされがちです。
これからは我々建築技術者として、ビル落下物のリスクを回避する
マネジメントを提案出来なければいけませんね。


さて、今回は屋上からのアクセスが出来なかったため地上から7階(写真の位置)まで
ロープ登高でのアクセスでしてね…  キツかったァ~

        あ゛~  もう夏は大キライだぁ~
『捕まるんじゃないですか?』
『あぁ、俺もそう思う!』
b0001143_2155649.jpg

現場から機材引上げのため立馬(可搬式作業台)とハシゴ・二連ハシゴを積んでいます。

重量的にはこう見えて250~260kgなので問題ありませんが
積荷の長さが車体長さの1.1倍を超えるので厳密には違反です。

でも、帰りにパトカーが追越して行ったけど止められませんでしたよ… (汗)



さて、ハシゴは違反じゃねぇか?とか法律で認められていないなんて聞くことがあります。
結論から言えば、ハシゴは法律上は特に問題の無い作業手段です。
基本的には昇降設備です。

ただ、法的には滑り止めの装置が要りますよとか転倒防止の措置をしましょう
ぐらいの事しかあまり詳しくは定められていないようです。
それでハシゴによる事故が多いので大手ゼネコンが軒並み原則使用禁止にしたもんだから
違反だとか法的に禁止されたんじゃないかとの話になったようです。

このゼネコンの原則使用禁止ってのは、それを何が何でも使わせないって意味ではなく
乱用を避け、使わなきゃいけない時は一度リスクアセスメントをしてからにしましょうネ!
ってことで、各社内規定により使用のルールを明確にされています。

それはローカルルールですが各社だいたい同じような内容でして (移動式ハシゴに限る)
たとえば、設置の角度は75度ですよとか上部の突出しは60センチ以上にしましょうとか
上下固定が必要ですよ! まァだいたいそんな理に適った内容です。
ハシゴの取扱説明書にも同じような内容が書かれていますのでよく読みましょう。
ハシゴもそうですが、何か作業をしていてヤベェとか怖いとか感じたら何か
そう感じる問題がありますので、それを取り除けば良い!
それでも怖いと感じたらそれはあなたの能力を超えていますので作業は中止してください。


最近は脚立も原則使用禁止って所が多いくてですね、立馬を使う現場が増えましたが
今度は立馬の事故が増えてるなんて言ってますがどうするんでしょうねェ?


ほんとはね、どんなに優れた道具でもそれを使う人しだいなんですがね。



労働安全衛生規則

(昇降するための設備の設置等)
第五百二十六条 
事業者は、高さ又は深さが一・五メートルをこえる箇所で作業を行なうときは、当該作業に従事する労働者が安全に昇降するための設備等を設けなければならない。ただし、安全に昇降するための設備等を設けることが作業の性質上著しく困難なときは、この限りでない。
2 前項の作業に従事する労働者は、同項本文の規定により安全に昇降するための設備等が設けられたときは、当該設備等を使用しなければならない。


(移動はしご)
第五百二十七条 
事業者は、移動はしごについては、次に定めるところに適合したものでなければ使用してはならない。
一 丈夫な構造とすること。
二 材料は、著しい損傷、腐食等がないものとすること。
三 幅は、三十センチメートル以上とすること。
四 すべり止め装置の取付けその他転位を防止するために必要な措置を講ずること。




梯子の使用基準、この記事のアクセス数がとても多いので追記します。

まず、作業そのものに危険がある場合はその作業はしてはいけません!
どんな優れた道具でもそれを安全に運用する能力が必要です。

移動梯子はそれを使用する前に上部を固定する必要がありますが
下からでも上部を簡単に固定する方法はあります!

梯子道の場合、上部に安全ブロックを設置する必要がありますが
下からのアクセスしか方法がない場合でも
墜落のリスク無く安全ブロックを設置する方法はいくつか簡単に考えられます。

安全は意識では無くリスクアセスメントの能力です。

リスクアセスメントは作業前に行うKYの様な意識付けとは異なり
作業の計画段階で取り入れられるべきものです。

当然ですがリスクアセスメントによる対策は人・物などの費用が発生する事になりますので
現場作業員レベルだけで行うものでもありません。