ボイド
あるマンション新築現場のコンクリート打設前の風景です。
白いボール状の物が沢山ありますが
これはバレーボールでもなく、エイリアンの卵でもありません!
これは通称ボイドと呼ばれ、躯体の剛性アップと軽量化
そして下階への遮音性能向上のためにコンクリートスラブの中に埋め込まれます。
ボイドには様々な形状の物があり、これは球状の物
素材はたいていの物が発泡スチロール製です。
建物を建てるのにも色々な工夫がされ、それがどんどん進化して行きます。
現場で我々は、『ヘェ~ッ』 と感心して見ていますが
ここ数年、構造疑惑やら何やらもあり進化していく建物に
構造計算する通称構造屋さんもたいへんだよな~と
ちょっと思ってみたり・・・
参考までにオレンジ色の物は通称メッシュロード、仮設の通路です。
配筋を乱さないためと、安定して歩行できるように置きます。
コンクリートを打設しながら撤去します。