物作りのスビリット

建築で 『直す』 の仕事をしています。

直せと言われれば、なんでも直すのですが
『とりあえず、大森に言っとけば何とかするだろう!』
みたいな所がありまして、毎日色んな人に色々と鍛えられています!
考えてみればロープアクセスの入口もそんな感じだったと思います・・・ (笑)

それで、今回 『何とか直らんかねェ。』 と相談されたのは
ミルクパン、鍋です。  (まァ、雑貨や家具もよく頼まれます。)
何十年と言われたかな? 40年って言われたような気がするのですが
ずいぶんと使い込まれたミルクパン、使い勝手が良くて気に入っていらしたとのこと。
その木製のもち手(ハンドル)が割れても我慢して使っていたのだけど
そのハンドルを何かで作って! と・・・

『しばらく時間下さいネ!』 と預かり帰りまして
何か堅木を削って作ろうかなんて考えていましたが
この鍋、長く使い込まれたわりにはそのハンドル意外はガタは無くて
よく見れば結構しっかりした作りなんです。

それで、刻印を頼りにインターネットで検索してみましたらありました!
小林工業株式会社   ラッキーウッド
問い合わせをしたところ、すでに製造はしていないものの
ハンドルの在庫ありとお返事をいただき、早速送ってもらいました。
b0001143_22101428.jpg

こんな小さな鍋でも、建物でも同じですが
長い年月を経過して、魂を注がれた製品かがはっきり判るんですね。

今回は物作りのスビリットを垣間見た気がします。
by takumino-prince | 2010-07-30 22:29 | リペア・リカバリー | Trackback | Comments(2)
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Commented by osaka-abc at 2010-07-31 00:05
今晩は!

期待される以上の仕事をするように心がけだけでもと日々暮らしておりますが、物は違えど、こんな風に時間が経っても残るような仕事が・・・
出来る時代ではないし、出来る環境にもいない自分が腹立たしく思います。
Commented by takumino-prince at 2010-07-31 06:09
> osaka-abc さん
 おはよぉございます!
 とてもよく解ります。 そのお気持ちが
 そのスタンスを何時でも出せる所に準備しておきましょうヨ!