レストレインって何ですか? (高所作業)
厚労省ホームページから見る、検討会報告書などにも、最近 “レストレイン” の言葉が出て来るようになりました。
レストレイン それは 『抑制』『制限』『拘束』と言った意味ですが
高所では、行動を制限して墜落に至る場所へ侵入させない様にロープで身体を繋ぐ事です。
ちなみに厚労省のホームページから『正しく使おうフルハーネス』って資料に解りやすいイラストがありました。
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/170131-1.pdf
ロープアクセス(ロープ高所作業)では、準備や撤収作業時に必須のシステムですが
一般的な高所作業においても採用すれば、墜落リスクはゼロになります。
ちなみに、屋上端部での写真です。
ロープがピンと張ってますので、パラペットを超えて墜落に至る事はありません。
それでロープの反対側はどうしているのかは
参考までにこの通気管はスラブのコンクリートに打込まれた鋳物製ですが
そうでは無い強度の無い物もありますので注意が必要です。
決して防水層の脱気筒に繋いではいけません。
アサップロックの他にレストレインを取るには、ロープクランプを使う方法もあります。
これはレスキューセンダーにカウズテイルを接続
これはグリヨン
正しい知識で正しく扱う能力が必要になります。