タイル打診の資格要件

ただロープアクセスが出来るからと言って、普段はガラス清掃をやっているのに「タイル打診は任せてください!」なんてちょっと変だと思いませんか?

ちなみに日本建築学会の指針には、こう書かれています。
診断のレベルと診断する行為者に求められる関係は
  1次診断 一般的な建築技術者
  2次診断 専門技術者
  3次診断 高度な専門技術者

しかしですね、建築物の劣化調査や診断を行う者の資格について日本では法的に定められていないのが実状であり、国交省も建設キャリアアップシステムなんて推し進めているのに、技術者の権限が守られずザルの状態が発生しています。

私もロープアクセスマンでタイル打診やりますってやつには、最低でもBELCAの建築仕上診断技術者を取得する様に勧めるのですが、ほぼ取りに行かないですねぇー
彼らの取引先である調査会社やコンサルタント会社では、その様なスキルなどは全く要求されないそうです。

逆にゼネコンではコンプライアンスやCSRの観点からだけでは無く、タイル打診に限って言えば国家資格のある技術者にプラス、最低でも公的資格者や経験のあるタイル技能者が混ざる形で行うのが当たり前だと考えていますので、ただロープアクセスが出来るだけの者にタイル打診をやらせる事はまずありません。

これだけまじめな物作りが問われている時代なのですから、実は素人工がやってましたでは寂しいですね。
倫理の問題だと思います。

ちょっと気になる事件があったので書いてみました。

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by takumino-prince | 2019-08-23 16:58 | ロープアクセスワーク | Trackback | Comments(0)
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