国内法で言うロープ高所作業
そのスタイルはいくつか有るものの、私達のやってる国際標準技術のIRATAと称するロープアクセスをきちんと習いたいと言われる方が増えています。
うちは数名でいっぱいのトレーニング施設ですが、細々ながらのスクールに最近は消防の方や建設技術者の方とか、今までの技能系とは違ってエリートの方々が来られます。
度胸に依存する従来のスタイルに問題意識を持つ方々が、ISOやきちんとしたリスクアセスメントで理論的に裏付けの有るIRATAを評価してくださっているのだと思います。
逆に今のロープアクセスマンにはもっと上のスキルを目指してもらいたいですよね。
国際的には法的に求められるスキルでも日本国内ではIRATAのスキルを要求される業務はあまりありません。とは言えロープアクセスをやるからには世界基準のスキルを持ってて当然だしそれがロープアクセスマンとしての社会的責任でもあるくらいの意識があって良いと思いますよ!
もちろんIRATAと言えどもロープアクセスはあくまでも作業手段!
目的のミッションはロープにぶら下がる事では無いので、本来の目的の技量も問われます。
実はそこがナンチャッテ君も多いので、そのレクチャーもやって行かなきゃないけないとも考えています。
問題意識を持ちそれを一つづつ克服して行く人が評価される、それを信じている人だけがたどり着ける領域があり、そこが評価される世界もある!
いきなり百点満点にならなくても少しづつ近づければ良いじゃないですか!