9.11同時多発テロからもう4年・・・
ニューヨークの世界貿易センタービルに
ボーイング767型機が突入し2千数百人の犠牲者が出た
9.11同時多発テロからもう4年も経つ・・・
思い起こすと今でも心の痛む事件です。
大型航空機が衝突しても倒壊はしないと言われていた世界貿易センタービルはなぜ倒壊したのか?
それは、火災による熱が主な原因、この世界貿易センタービルをはじめ超高層ビルは鉄骨構造です。
鉄は、約500℃で強度は半分になり、約1000℃で強度はゼロになります。
ほぼ満タンであった767型機のジェット燃料が爆発炎上、火災熱により耐力を失った上層階が倒壊し、その崩落エネルギーにより下層階も圧壊したのです。
万が一、超高層ビルで火災に遭った時
建物がすぐに倒壊すると言う物ではありません。
鉄骨造の場合、主なフレームには耐火被服が
施されており、2時間耐火が基準となっています。
ゆっくり落ち着いて非難する時間はたっぷりあります。
あの767の衝突した世界貿易センタービルでも
1時間半前後は持ちこたえたのだから・・・
少し本題から外れるのですが・・・
ここ最近、日本でも世界でもちょっとした知識で防ぐ事が出来た
災害・事故が多くなってきているように思います。
デジタル文化が発達して
アナログの危険予知能力が薄れてきているのかも知れません・・・
最後に・・・
危険を知りながらも建物に入っていった
消防士・警官の方々には敬意を表します。