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この写真は和室の板畳の縁を単板貼りにて補修している所です。
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使用している道具は、罫引き(けびき)と呼ばれる物です。

工具や加工の進化により、今や忘れられた道具の一つであります。
僕らの世代ですと中学の技術家庭科で習ったのですが
今の若い世代の子たちには何か解りません。
年配の大工でも 「え~っと・・・ そうそうけびきじゃった!」

罫引きにもいくつか種類がありますが
罫引きの主な使用目的は材に平行な線を引く事です。
薄板を引き割る専用の物もあるのですが
この鎌罫引きだと薄板の単板くらいならこのように平行に切ることも出来ます。

時代が進化し稼働率はおもいっきり低くても
あると便利で大切な道具の一つです。
あらためて並べてみるとカラフルです。
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一般家庭ではテーブルタップと呼ばれる平行2芯コードの物を使いますが
現場では被覆の強いキャブタイヤコードの物が使われます。
   (現場では平行2芯コードは使用できません。)

電光ドラムと呼ばれるリール式の物もありますが
発熱による短絡発火防止のためにすべて引き出して使用する必要があり
逆に邪魔になりますので、僕は電源の遠い時しか使いません。
主にこういった単純な延長コードを使用しています。

大きく分けて、写真の上にあるものが1.25㎟(数百円~)
下にあるものが2.0㎟(3~9千円)の線の太さの物でして
線の太さを、1.25スケ 2スケといった呼び方をします。
価格差がありますので、安い1.25をよく購入していましたが
ちょっと無理な使い方をすると、すぐに発熱により溶けてしまいます。

表記的には1200ワットまでOK!などと書かれていますが
それはどうやら短時間の事のようでして・・・
また、表示電力(W)数が比較的低くてもオンオフを繰り返す使い方をすると
モーター類は起動時には表示の3倍以上の電力を使いますので
延長コード自体が発熱し、被覆が溶けてひどい時には発火します。

それで最近は2㎟のコードを購入するようにしていますが
1.25㎟の物は消耗雑品と割り切っているものの
低電力のものにしか使わなくなったので壊れなくて
すべて2㎟の物になるにはもう少し時間がかかりそうです。
考えてみれば、自宅で使うテーブルタップも2㎟の物をチョイスするべきですね。
本設に使うVAケーブルでも15Aなら2㎟になります。

さて、写真下の2㎟の中で左のオレンジとグリーンの物は2P接地付きと呼ばれる物で
いわゆるアース付きのコードとなります。
少し前までは二重絶縁構造の電動工具であれば2P(2芯)でも良かったのですが
工事現場では接地付きの3芯コードの使用が義務付けられています。
建設会社により少し使用基準にバラツキがあるので
ローカルルールに近いかも知れませんね。
まァ、推奨とされる基準がどこかにあるのでしょう。
最近のエアコンは多機能になって
在来のクーラースリーブ(エアコンの冷媒配管を通す貫通口)では
対応できない機種もあります。

まァ、スリーブ(貫通穴)は配管が通るのですが
スリーブキャップと呼ばれるフタの所が狭くなってるから通らないって事で
ある建築途中のマンションでそのスリーブキャップが変更になってしまいました。

変更になってしまっちゃ、やはりそれなりの細工が必要になるわけでして
あれこれ検討した結果、コンクリートを削るって事になりましてね。
打込のスリーブ(塩ビパイプ)は叩けば奥にずれるのですが
キャップの取付けにはもう少し径が小さく、キャップの掛かる奥行き40ミリ程度の
コンクリート部分を削ります。

それじゃ、何で削るんだって探してみれば使えそうな物はあるもんでして!
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広島県の呉市はヤスリの産地として有名な所です。
そこのメーカーがこんなの作っていました! さすが広島県!

こんな風にドリルに取付けて削ってみました。
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工業用ダイヤモンドですが、ダイヤなので硬いコンクリートもけっこう削れます。
50ケ所あまりあったのですが、比較的簡単に完了です。

それにしても家電や設備はどんどん進化していますので
建築としては一歩先を行くぐらいの気構えが必要ですね。
ここ最近、国内各地で大雨や竜巻など災害も発生してるし
仕事で遠征する時は山岳路を夜間に移動する事も多いので
大きめの懐中電灯をひとつ用意しておく事にしました。

家電屋で見かけて気にはなっていたのですが
フラッシュライトブランド、シュアファィヤーのバチ物としか
思えないようなネーミングのスーパーファイヤー

仕事で使っているスーパーファイヤーの5Wの物は
お世辞にも程度が良いとは言えないので、期待はせずに
丁半博打のつもりぐらいで購入してみました。

購入の決め手になったのは、5Wタイプの3倍以上の明るさがあるとの事だけ…
マグライトよりもはるかに明るさはありそうだしって事で…
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                              スーパーファイヤーXpremium
で、どうだったかって言うと
バチ物感は拭えないものの、配光ムラも無く満足できる物でした。
ヘタな原チャリのライトよりは明るいかも!

ただ、ネーミングがいかんよなァ~ 
そりゃ、シュアファイヤーとは一桁二桁価格は違うンだけどねェ。
まァ、価格的には消耗品として扱える範囲内でしょう。
いずれにせよ、LEDライトもここまで明るくなると実用性はあります。

このLEDライトメーカーサンジェルマンのホームページ見たら
さらに、この倍の明るさの物もありました。
大きさもはるかにデカイ!
興味はありますが、まぁ戦争に行くわけじゃないんだし・・・
20年以上使い込んで来たドリルですが
さすがにもうくたびれてしまった様で買い換えました。
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同じクラスの振動ドリルですが、20年前の物と比べると
能力は上がって、消費電力は押さえられ運転音も静かです。

駆け出しの頃はビンボーしていましてね
一つづつ買い揃えながら、壊れたら修理に出しながら・・・
長年一緒に頑張ってくれた道具なので愛着はひとしおです。
廃棄処分となると、寂しいです・・・



さて、ついでの話題ですがインパクト・ドリルドライバ類の充電工具も
現在、第3世代の物へと移行している所です。
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今はもう持っていませんが、第1世代は、ニッカド電池でした。 
9.6Vのニッカドから、12Vのニッケル水素電池になり
今は14.4Vのリチウムイオン電池の物に切り替えています。

電気やエアーのコードが無い分、機動性が良いので
どうしてもコードレスの充電工具を多用する事になります。
また、世代が代わるごとに持久力もパワーも上がり
工具の種類も増えた事によって、充電工具の依存性は高まります。

現在はコードレスの充電工具には、まだまだ限界があるのですが
これから20年経った未来の工具は、どの様に進化しているのか楽しみです。
ここんところ、道具ネタが続いています・・・
まァ、道具ネタならなんぼでもありますから。 (笑)

これは “引っ張る” 為の道具、レバーブロックです。
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                                           750㎏用

一昔前なら、たいていの工務店には一つや二つは置いてあったんですがね。

建物や柱を垂直に直したり、重量物の引上げや移動設置
とにかく、強力な力で物を引っ張る道具です。
重機など重量物を積んだトラックでは、荷の固定にもよく使われています。
そのほか汎用性の高い道具です。

僕らの世代なら略して 『レバー』 って呼びますが
ちょっと年配の方々は 『ひっぱらー』 なんて呼んでます。
たぶん商品名から、俗称としてそう呼ぶようになったんだと思います。

こちらは、その小型の物です。  おもちゃではありませんよ!
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                                           250㎏用

この小さなレバーブロックは、ロープアクセス高所作業時に万一の時
支点部分を下降機や引上げ用のシステムに組替えるために持っていましたが
他にも色々と使えるので2つあります。 (ちなみに質量1.6㎏)
はじめにキトーの物を購入したのですが、後からマキタのを買ったらOEMだった…

普通はなれないと複雑な操作のレバーブロックですが
一般の方でも扱いやすいように、コンパクトに程度良く作り込まれています。
ただ、人的エラーに対応してブレーキが付いていまして
そこが普通のレバーブロックに慣れていると扱いにちょっとコツがいるかな…


人の力ではどうにもならない様な事でも
こんな小っぽけな道具で笑えるぐらいに簡単に出来ちゃう!
ホイストメーカー、トップのキトーさんも良い物作っていますネ。


                             べつに回し者では無いのですが
                             良い物作りしてるとこのファンなんです。
仕事で使っているLEDのライト類です。
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昼間でも建物の中は明るいようで暗く
スケールの目盛りさえ読めない事はよくあります。
そして天気が悪ければ本当に真っ暗な所ってあるので
比較的移動の多い作業では、こう言ったランプ類は欠かせません。

最近はLEDの物が主流ですし、白色LEDの光だと色も良く解ります。
手元を照らすだけならば1ワットでも使えますが
3ワットの明るさがあればかなり重宝しますね。

作業中は両手が自由に使えるヘッドランプの物を使うのですが
写真の2つはどちらもパナソニック製品で1ワットの物と3ワットの2つを使い分けています。
少々値段的には高めですが、配光ムラが無いので細かい作業にも対応します。

懐中電灯タイプの黒い物、ホームセンターや家電屋でよく見かけるスーパーファイヤーです。
若干配光ムラがありますが、5ワットの明るさがありますのでかなり明るい!
ただ、アメリカのフラッシュライトブランド、シュアファィヤーのパクリとも思えるのですが・・・

ゴールドの物は富士通のHgradeです。
プッシュスイッチは良いのですが、配光ムラがあって細かい作業には使えません…
ヘルメットのペンホルダーにゴムバンドで固定し、足元を照らすだけだったり
工具にゴムバンド結束して補助的に使っています。

迷彩柄のは定番のマグライト、ミニマグライトAAです。
実はこれ、LEDではないのですがもう15年ぐらい使っています。
最近はLEDのバルブキットが出ていますので近々LED化の予定です。
マグライトは頭をねじってフォーカス調整すれば配光ムラは出ませんが
LED化キットだけでこのミニマグが買える・・・

これらのLEDライト類はアルカリ乾電池を推奨してはいますが
僕は経済的な充電式の乾電池を使っています。
若干明るさは落ちますが使えますヨ。

光物って男の子にしてみれば、魅力あるアイテムですよね。
ミニマグの一本ぐらいは、誰でも持っているんじゃないでしょうか?


ハンズに行ったらHIDの懐中電灯が置いてあってネ
                          あれ欲しいンだけどナァ~ (笑)
“道具も能力のうち!” 
と、僕はその思いが強いので必要となれば、わりとすぐ入手します。

そんな感覚を周りにも求めちゃう所があるので良いのか悪いのか…
まァ、自分自身への投資と思えば決して高い物ではありませんが
いつの間にやら、うちの15坪ほどの倉庫は道具だらけです。
道具ネタだけで一つのブログが出来ちゃいそうなぐらいですけどネ。

さて、今回新たに購入したセーバソーです。
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『ソー』と言うぐらいですからのこぎりなんですが
金属用から木材・ALC、またそれらの複合材用などブレード(ノコ刃)の種類も多く
解体作業からくり抜き作業など、使い方によって応用範囲の広い優れものです。

だけど、『セーバ』 って、サーベルから来てんのかな? そうだと思いますが・・・
他メーカーではレシプロソーって言います。


デザインも、最近の日立工機らしくマッスル系な所も気に入ってるんです!
用途外使用(?) に購入した型枠大工用の鉄鎚です。
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型枠大工用の鎚は普通の鉄鎚よりも柄がとても長いのが特徴ですが
僕の知る限りでは、最近は長柄の鎚を持ってる型枠大工はほとんどいません。
たまに見かけはしますが・・・

今やカッコウで持つのかも知れませんが、この柄が長いのは実は昔の名残でして
バラ板のパネルで型枠を起こしていた頃に、鎚を手カギとしても使っていたためです。
単に釘を打ち込むだけなら、普通の長さの方が持ち替えないで済むので簡単です。

釘を抜くバール代わりに柄が長いのかと思いきや
そんな使い方してたらすぐ柄が折れるし
釘を一発でたたき込めるかとも思えば、的を外してしまう。
腰のハンマーフックに掛ければ、歩くのにとっても邪魔! (笑)
気の利いた型枠大工ならエアーの釘打機持ってるし!

とは言え、仕事ってカッコウから入る部分もあるんだけどね!
まァ、中身が伴ってなけりゃ意味ねェんだけど…
主に補修などで使う缶スプレー
 この空き缶を捨てる時には、必ず使い切って
  穴を開けて出すのが常識ですが
   それを更に分別してしまう小技の紹介です。


スプレー缶の頭に付いているボタン部分を外し
 その下にある缶の出ベソ部をペンチでつまんでねじ切ります。
  ちょっと強引なやり方ではありますが~ (笑)
   ペンチとスプレー缶を逆方向に回せばわりと簡単にちぎれます。
    注:使い切ってないと塗料が噴出しますヨ!
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出ベソが取れると中のストローも一緒に外れます。
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その穴をラジオペンチなどで広げて~
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逆さにするとビー玉が出てきます。
 この場合はビー玉とベアリング玉が入っていました。
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後は缶を潰して、分別して捨てるだけです。

                僕はこのビー玉を集めていましてネ!
                  ただ、何に使うのかは自分でも不明なのですが・・・ (笑)