日刊建設工業新聞
厚労省/高所作業安全帯フルハーネス型原則化へ/17年度にも安衛則等改正 [2016年11月8日2面]
http://www.decn.co.jp/?p=78778
今までは、単に地面に落下しなきゃ良かったのですが
ちゃんと、墜落を阻止した時の衝撃荷重に危険性がある事が解って来た様です。
数年前からほとんどの大手ゼネコンさんでは
すでにフルハーネス型安全帯の指導が始まっていましたし
私らはロープアクセスマンですからフルボディハーネスが当たり前で
特に反発とか感じませんけど
地域最大手の電気工事屋の作業員さんいわく
『あんなもん着けたら仕事にならん!』 と・・・
これはですね、その電工さんが悪い訳では無く
高所での安全に作業するための情報や基準が皆無に等しく、またそれが一部あっても安全の教育がズレとるんです。
まぁ、身体を高次元で保護してくれる技術を知らなきゃ、邪魔と考えるに至ってもしかありません。
国際規格も参考にとの事ですから、保護用具もバリエーションが増えるでしょうし、墜落防止技術の教育レベルも上がると思います。(希望的観測かなー?)
ちゃんとレクチャーしてあげればきっと目からウロコですよ!
どれだけ安全で、どれだけ作業性が向上するか・・・
国内安全帯メーカーが日本を牽引して来なくちゃいけなかったんでしょうけどねぇ。本当はねぇ!
日本の高所の安全は、国際的には完全に置いてけぼりなんです。