とくに勤勉な人間だとは思っちゃいませんが
今月中旬のインフラ調査士試験に向けて、今年のゴールデンウィーク中は勉強会です。

ロープアクセスの仕事をしているので橋梁等の点検業務の仕事が来ます。
その時、仲間内の資格所持者を呼んだにしても
何の資格も無ければ自分自身どうも恰好つかないですしねぇ。

ロープアクセスマンって調査にしろ工事の業務にしろ
大方それぞれその業界からは、やはり“なんちゃって”の印象があります。
それは先入観だけでは無いのも事実ですけど
専門の技術技能を持ってちゃんとやってる人も居るのは居ます。
ロープアクセスはあくまで作業手段。

もちろん資格を取れば免許皆伝と言うわけではありません。
資格は最低限の知識を有していますの証ですから
その知識と言うツールを使いこなす能力を磨いて
なんちゃってを払拭せねばと、自分自身に言い聞かせるわけです。 (笑)

さて、インフラ系も建築系の構造物も同じで長寿命化への時代です。
大自然の驚異にさらされている状態も、構造も直し方もほぼ一緒
造り方や直し方、そして造り手で耐久性に差が出るのも同じです。
そこにあるそれぞれの基準をクリアし続けるには
ずっと勉強って付いて来るもんなんでしょう。


松下幸之助さんの一日一話
これのブラウジングアプリってのが有りまして
パナソニックのHPにリンクしており毎日、拝見しております。
過去に書籍で読んだ記憶もありますが、覚えちゃいませんよね。
こうして、日々噛み締めて読むのが良い様です。

ちなみに今日のお話
4月19日 社会人としての義務br>
われわれお互いが、みずから進んで常識を豊かにしてゆくとか、仕事の力をさらに高めてゆくということは、もちろん自分自身のためではありますが、それは同時に、社会に対する一つの義務でもあると思います。たとえば、われわれの社会で、すべての人が一段ずつ進歩したとするならば、社会全体も一段向上します。ところが他の人がみな三段進歩したのに自分は一段も進歩しなければ、社会全体の平均の段数は三段上がらないことになります。自分ひとりのために全体の水準の向上が犠牲になるわけです。
われわれは、このような社会人としての義務感をしっかり認識し、日々努めなければならないと思います。
# by takumino-prince | 2017-04-19 12:46 | 日記
私が実際に体験したのでは無く現地で聞いた話ですが
昨年の熊本地震で多く発生したそうです。
鉄筋コンクリート造の建物で主にマンション
地震直後に各住戸の玄関ドアや避難階段の常閉防火ドアが
歪み開かなくなり閉じ込められると言った事例が有ったそうです。

マンションの各住戸の玄関ドアも防火戸ですから
たいていが鉄製そして常閉、枠が歪めば開かなくなります。

最近は地震で歪んでも開くドアも有りますが
まだ、そうでは無いものが大部分です。

共用部に出れても地震でエレベーターが止まり
避難階段に出る防火戸が開かなければ建物内に閉じ込められますし
また、その閉じ込められる恐怖は相当なものだったと思います。

火災の時は安全に避難するめにはとても大切な防火戸も
地震の時に開かなくなり避難の妨げとなってはいけませんね。
今後は改善されると思いますが、既存建物ではその相反する課題は残ります。

最大の防災は、いざの時どうするかの避難計画を作っておくことです。
地震の時にドアが開かなくなり閉じ込められる可能性もある。
その時はどう対処するのか?
また、火災の時はどう避難するのか?
地震の時、火災の時、それぞれで計画を作っておく必要があります。

少なくとも
地震で、たとえ頑丈な鉄筋コンクリート造の建物であっても
鉄製のドアが開かなくなり閉じ込められる危険がある事は
覚えておいてほしいと思います。
# by takumino-prince | 2017-02-05 23:17 | 雑記
建設現場の高さ2メートル以上の場所で作業員が着用する安全帯について
   胴体部全体を支持するフルハーネス型を原則化
フルハーネス型の着用に関する留意点について
   安衛則36条に基づく特別教育を実施するよう義務付け
2017年1月16日 厚生労働省

ちなみに、一般的な胴ベルト型の安全帯は無くなるとの情報もあります。

フルハーネス型なんか着けてちゃ仕事になん無いよ! って方も居ると思いますが
ランヤードのコネクター接続してても落ち方によっては20kNを超える衝撃荷重が掛かります。
どうなると思います?
容易に想像つきますよね。

まぁ、20kNも掛かっちゃフルハーネス型の安全帯でも人体は相当なダメージを受けると思われます。
だから、ランヤードのコネクターをどう接続するかをちゃんとレクチャーしなきゃいけないンですね。
藤井電工さんのHPに『1本つり専用/ハーネス型安全帯の取扱い』のページがありましたのでリンク貼っておきます。
https://www.fujii-denko.co.jp/anzentai/harness/


参考までに、墜落時衝撃荷重の規格値は
EN   6kN
アメリカ  8kN
日本   8kN 
ショックアブソーバー付ランヤードも必須ですねェ。






# by takumino-prince | 2017-01-27 21:33 | 雑記
ひと月以上前の記事ですが、安全帯の規格が変わります。
日刊建設工業新聞
厚労省/高所作業安全帯フルハーネス型原則化へ/17年度にも安衛則等改正 [2016年11月8日2面]

http://www.decn.co.jp/?p=78778
今までは、単に地面に落下しなきゃ良かったのですが
ちゃんと、墜落を阻止した時の衝撃荷重に危険性がある事が解って来た様です。

数年前からほとんどの大手ゼネコンさんでは
すでにフルハーネス型安全帯の指導が始まっていましたし
私らはロープアクセスマンですからフルボディハーネスが当たり前で
特に反発とか感じませんけど
地域最大手の電気工事屋の作業員さんいわく
『あんなもん着けたら仕事にならん!』 と・・・

これはですね、その電工さんが悪い訳では無く
高所での安全に作業するための情報や基準が皆無に等しく、またそれが一部あっても安全の教育がズレとるんです。
まぁ、身体を高次元で保護してくれる技術を知らなきゃ、邪魔と考えるに至ってもしかありません。

国際規格も参考にとの事ですから、保護用具もバリエーションが増えるでしょうし、墜落防止技術の教育レベルも上がると思います。(希望的観測かなー?)
ちゃんとレクチャーしてあげればきっと目からウロコですよ!
どれだけ安全で、どれだけ作業性が向上するか・・・

国内安全帯メーカーが日本を牽引して来なくちゃいけなかったんでしょうけどねぇ。本当はねぇ!
日本の高所の安全は、国際的には完全に置いてけぼりなんです。
# by takumino-prince | 2016-12-14 17:20 | 雑記
トーアス株式会社様のお手伝いで、斜張橋の点検に行って来ました。
橋梁点検 斜張橋_b0001143_13294859.jpg


まずはボルトラダーのセットからなので
一般的な橋梁に比べロープのセットに時間が掛かります。
橋梁点検 斜張橋_b0001143_1332630.jpg


今のところ、国内法では基準といえる物が皆無と言っても過言ではありませんが
IRATAのロープアクセスには国際標準ISOに準拠した細部に渡る基準があります。
橋梁点検 斜張橋_b0001143_13285648.jpg


もちろん
今回の斜張橋においても万全の安全と完璧なレスキュー計画が用意されました。

そこが、全産業の中で最も安全と国際的に評価されている
                   IRATAのロープアクセスです。
ロープアクセスの仕事をしていますので、屋根上作業の墜落防止について質問を受ける事があります。

でも、実際は何の対策も無しでの作業って結構多い様ですねぇ。
よく屋根や板金屋さんが落ちたって聞きますし…

ご存知ですか?
厚労省のホームページからダウンロードできる資料です。
『足場の設置が困難な屋根上作業での 墜落防止対策のポイント』
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/140805-1.pdf

この資料の中に出てるシステムでフルハーネス型の安全帯を使用すると
おおよそ20~40万円くらいしますが
安全設備って仮設ですから後に残る仕事では無いし、ケチっちゃう工務店って多いんですかね?

いくら木造2階建でも、高所の作業は死に直結する場所ですし
いま時は、もし災害が発生すれは事業主責任が厳しく問われる時代でもあります。

多様な現場で、それぞれ墜落を防止する措置は色々と引き出しを持っておく必要がありますね!
一般の方々からするとそうですよねェ。

当然、危険な仕事に見えます。
『命がけの仕事ですねぇ』_b0001143_13151876.jpg

一応、国際標準のISO22846に基くシステムのロープアクセスで作業しており
国際的には全産業の中で最も安全と言われるIRATAのロープアクセススタイルです。

似た作業スタイルに窓清掃などのブランコ作業や建設で言えばのり面作業は
労働災害が多発しているので、「何とかせえや!」という事で国内法が今年出来ました。



時々、こう言われます。
 『命がけの仕事ですね!』
その時は、こう返します。
 『いえいえ、命はかけていません!  生活がかかってるだけです!』 (笑)
すると昨日はこう帰ってきました。
 『座布団一枚!』 (笑)

う~ン、たったの一枚ですか・・・
中央労働災害防止協会さんで開催されました
第1回 『ロープ高所作業特別教育インストラクター講座』
を受講して来ました。
ロープ高所作業特別教育インストラクター講座_b0001143_23401759.jpg


正直言わせてもらいまして、突っ込みどころ満載のロープ高所作業厚労省令・・・
      まぁ、昨年まではアンダーグラウンドでされて来たのが
      今年から法で認められたばかりなんですからそんなもんなんでしょうけど・・・
でも、きっと真面な方向に進んで行くんだろうなと考えています。


今回は第1回とあってか、研修教習機関の講師をされている方が多かった様に思います。
流石に普段は講師されていると素晴らしいですねぇ。
シャープな方ばかりで、とても良い刺激を頂いて来ました。

ロープ高所作業特別教育インストラクター講座_b0001143_23594520.jpg


今後も、災害とは無縁と言える産業に育てていきたいと思います。
6寸勾配屋根の塗り替え工事中です。
急勾配屋根になりますので屋根足場が必要な角度ですが
ロープアクセスで作業をしています。

さて、安全面のお話は今回は置いておいて・・・
屋根にスラントスケールを当ててみました。
勾配のお話し_b0001143_20491955.jpg

このスラントスケールは土木用、と言いますか建築専用のってあるのかなー?
スラントスケールは主に丁張り(数センチの板を組み合わせた目印)出しに使われるからこんな目盛りのしか無いのかも知れません。

それにしても、勾配の表示方法は建築と土木で何故違うんでしょうねぇ。
もうちょっと、何とかならんかったんでしょうかねぇ? (笑)

まぁ、建築と土木だけでは無くて部位や用途が違えば表示方法は変わります。

ちなみに建築の屋根勾配と土木傾斜面の表示の違いは
建築は水平距離を1に対してどれだけ上がったか
水平1尺に対して6寸上がれば、6寸勾配と呼びます。
 (1mで60cm上がったのと同じで図面上では6/10と表示します。)
一方土木は垂直の高さ1に対してどれだけ水平に伸びているか
高さ1mに対して2m水平に距離があれば2割勾配と呼びます。
めんどくさいですねぇ~

ちなみに屋根勾配の6寸勾配は約31°
また、土木の2割勾配は約27°です。

土木でも道路の勾配は%で表示してます。
水平距離100mに対して何m上がったか
例えば道路で7%の坂道は水平100mで7m上がります。

さて、水勾配や排水管の勾配は1/100とか1/200など分数で表示します。
100cmで1cmとか2cm下りますよって意味です。

考えてみればその業種その業種で解りやすい呼び方を使っているんでしょうけど
知らない者からすれば、表示方法が様々で実に解りにくいです!
何とかならんの? って思いますけどならんでしょうねぇ。 (笑)